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杞菊地黄丸
杞菊地黄丸HEADLINE
疲れると手足の裏がほてり、
口が渇き、体がふらつく方
本剤は、漢方の古典「医級」に収載された処方に準拠して製造された細粒剤です。
老化は目からくる、ともしばしばいわれるように、中高年になると疲れやすくなったり、トイレが近い、気持ちよく出ない、
などといった症状とともに、目が疲れやすくなる、目が充血したり痛みを覚えるとか、かすんで細かな字が見にくくなったりすることがあります。
これは若い人でもパソコンなどのOA機器で目を酷使したあとなどにもみられる現象ですが、中医学では肝心陰虚(かんじんいんきょ)によって起こるとされています。
杞菊地黄丸は、六味地黄丸に枸杞子(クコシ・くこの実)と菊花(キクカ・菊の花)を加えた薬です。
効能・効果
体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりや口渇があるものの次の諸症:
かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下。
用法・用量
食前または食間に服用。
食間とは、食後2〜3時間を指します。
年齢 |
1回量 |
1日服用回数 |
大人(15歳以上) |
1包 |
3回 |
15歳未満7歳以上 |
2/3包 |
7歳未満4歳以上 |
1/2包 |
4歳未満2歳以上 |
1/3包 |
2歳未満 |
1/4包 |
年齢 |
1回量 |
1日服用回数 |
大人(15歳以上) |
10錠 |
3回 |
15歳未満7歳以上 |
7錠 |
7歳未満5歳以上 |
5錠 |
5歳未満 |
服用しないでください |
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(2)1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させて下さい。
構成生薬
地黄(ジオウ)、 山茱萸(サンシュユ)、山薬(サンヤク)
沢瀉(タクシャ)、茯苓(ブクリョウ)、 牡丹皮(ボタンピ)
枸杞子(クコシ)、菊花(キクカ)
分量や添加物については、添付文書やメーカーのホームページをご覧下さい。
包装
90包(大人で30日分)
定価:7800円
630錠(大人で21日分)
定価:6800円
出典
・医級
「肝腎不足にて花を生じ(かすみ目)岐視(物が二重に見える)、或は乾渋眼痛等(病後の栄養不良で精気が衰え目が痛む)を治す。」