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サイボック
サイボックHEADLINE
喘息の体質改善に。何となく不安感がある方。
本剤は、漢方の古典「傷寒論」「金匱要略」(いづれも後漢時代)収載の薬方を基本とした
我が国経験処方にもとづいてつくられたエキスを、飲みやすく錠剤としたものです。
ぜんそくや気管支炎にかかり、のどがぜいぜいして息苦しいのははた目にもつらいものですが、
それがたびたび繰り返されると、気分もふさぎがちになるものです。
サイボックは、発作への不安の強い方、心配ごとなどがあると発作を起こしやすい方などにおすすめしたい漢方薬です。
効能・効果
気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、時に動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症:
気管支ぜんそく、小児ぜんそく、せき、気管支炎、不安神経症。
用法・用量
食前または食間に服用。食間とは、食後2〜3時間を指します。
年齢 |
1回量 |
1日服用回数 |
大人(15歳以上) |
4錠 |
3回 |
15歳未満7歳以上 |
3錠 |
7歳未満5歳以上 |
2錠 |
5歳未満 |
服用しないで下さい |
*小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
構成生薬
柴胡(サイコ)、 半夏(ハンゲ)、
茯苓(ブクリョウ)、黄ゴン(オウゴン)、大棗(タイソウ)、人参(ニンジン)、
厚朴(コウボク)、 甘草(カンゾウ)、
蘇葉(ソヨウ)、生姜(ショウキョウ)
分量や添加物については、添付文書やメーカーのホームページをご覧下さい。
包装
180錠(大人で15日分)
定価:4600円
540錠(大人で45日分)
定価:12400円
出典
「傷寒論」を出典とする小柴胡湯と、「金匱要略」を出典とする半夏厚朴湯を合せたもの。
小柴胡湯
・傷寒論
「傷寒五六日、中風、往来寒熱(悪寒と熱が交互に来る)、
胸脇苦満(胸から脇にかけて何かつまったようで苦しい状態)、
黙々として飲食を欲せず、心煩(胸苦しい)、喜嘔(たびたび吐く)、
或いは胸中煩して嘔せず或いは渇し、或いは腹中痛み、
或いは脇下痞硬(脇下が痞えて硬い)し、
或いは心下悸(みぞおちで動悸がする)し、小便利せず、
或いは渇せず、身に微熱あり、
或いは咳するものは小柴胡湯之を主る」
・金匱要略
「諸黄(黄疸)、腹痛して吐する者は、小柴胡湯之を主る」
半夏厚朴湯
・金匱要略
「婦人、咽中炙臠(いんちゅうしゃれん・のどに何かあぶった肉切れがついているような感じ)あるが如きは、半夏厚朴湯之を主る。」