鍼灸・マッサージ・漢方のことなら船橋の仁氣堂にお任せください

　逆子の矯正は、妊婦さん向けの雑誌でもよく取り上げられる話題のようです。 妊娠中期であればあまり心配しなくても、自然に頭位（胎児が頭を下に向ける姿勢）に戻るから大丈夫とも言えます。

　しかし、妊娠後期ともなると安心とも言い切れません。逆子のまま分娩を迎えると難産になることもあり、帝王切開も考慮されます。



　「逆子のお灸」は、日本では江戸時代から行われていた施術で、足の小指の爪の脇にある「至陰」というツボにお灸をするのが一般的です。


　現代でも医学的に検証されたうえで、副作用のない施術として認められています。



　妊娠28〜38週の骨盤位（逆子）584例にお灸をして、89.8％が頭位への回転に成功したという研究があります。(注１) 　中には、お灸をした後すぐに回転する例もあるようです。


　また、必ずしも1回の施術では回転しないかもしれませんが、2回、3回、4回と繰り返すと回転する確率は上がるようです。


　更に別の報告では、お灸による矯正か、自然に回転したかを比較検証し、お灸をした後の矯正率が有意に高いとの研究もあります。(注2)


　論文の詳しい内容をここで紹介するのは控えますが、100例を超える症例数での臨床研究ですので、信頼性は高く、灸施術の有効性は充分に証明されていると言えます。


　安心できる精神状態で出産日を迎えたいものです。気になっておられる方は、あまり遅くならないうちにご相談ください。

患者様の声　　　　　　30代　　女性 　今日、病院に行きまして、エコーで胎児の様子を確認したところ、頭が下になり逆子が治っているのを確認できました。 　周囲から今の週数ではもう逆子は治らないのではと言われていたのでとてもうれしく思います。 　熱心に治療いただきまして本当にありがとうございました。

　上記の患者様は、仁氣堂への初診時は妊娠34週でした。30週を越えると、徐々に胎児の上下回転が難しくなってくるように私は感じます。
　しかし、この患者様はあきらめずに通院され、4回目の施術（妊娠35週末）で頭位への回転に成功しました。



参考文献：
(注1)東邦医学会雑誌1987年7月「東洋医学的方法による胎位矯正法」林田和郎
(注2)医道の日本2000年11月号「女のカラダ東西最前線「東洋医学でみる「骨盤位」」笹岡知子、矢野忠、小柴寿弥



かんたん予約ページへ

くび・肩こり

不妊治療

ギックリ腰

鍼（はり）ページへ　　　


マッサージページへ　　　


漢方薬ページへ

受付時間

アクセス

料金